華厳の滝とは栃木県日光市にあるオバケ川(幽霊滝)で「けごんのたき」と読みます。華厳の滝では少年の幽霊・女性の幽霊・正体不明の幽霊が目撃されているため心霊スポットと呼ばれています。
日本全国で有名な自殺スポットと言えば福井県の東尋坊、和歌山県の三段壁、そしてこの華厳の滝が挙げられるだろう。
自殺スポットと言うと自殺が多発している場所だと思われがちだが近年この華厳の滝ではほとんど自殺が起きていない。
では何故、華厳の滝が自殺スポットとして有名なのか。
明治36年に夏目漱石の教え子であったエリート学生の藤村操が近くの木に遺書を残して華厳の滝で自殺した。
遺書の内容は巖頭之感と題され世の中は悪と悲惨に満ち溢れているとうものだった。
彼の死は社会に大きな影響を与え彼の後を追う自殺者が同年だけでも185名にまでのぼった。
その頃から華厳の滝は自殺スポットとして知られるようになり自殺者の霊が出ると噂されるようになった。
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