六本木ヒルズと毛利庭園とは東京都港区にある公園・城跡の心霊スポットで「ろっぽんぎひるずともうりていえん」と読みます。六本木ヒルズと毛利庭園では男性の幽霊・女性の幽霊・少年の幽霊が目撃されているため心霊スポットと呼ばれています。
都心の象徴である六本木ヒルズ、この場所にはある因縁めいた噂がある。六本木ヒルズ内にある毛利庭園は忠臣蔵でお馴染みの間新六郎ら10人が切腹した毛利甲斐守邸跡地である事はご存知だろうか。池の傍には「赤穂浪士切腹の牌」が祀られていた。土地の持ち主だった人は売却にするにあたりこの石碑や井戸などは史跡として壊さずに残してくれと約束していた。しかし六本木ヒルズが建設された今その姿はどこにも見当たらない。
実は現在の毛利庭園は再現されて造られた偽者、ただのレプリカにすぎない。池の場所も形も見る影は無くもはや史跡どころか何の価値もないただの置物だ。強いて言うなら数本の木だけが移植されたのみ。
これでは土地の持ち主だった人も納得がいかないだろう。
だがそれ以上に無念を感じているのは赤穂浪士たちの霊。収まらない怒りはどこへ向かうのだろうか。都会の闇は深い。
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