地球岬は幽霊が出る心霊スポットとしても知られています。地球岬で一体何があったのか、どんな心霊現象や事件が起きているのか。
北海道にある地球岬で実際に体験した怖い話を紹介します。
第1話「スマホのナビ」
地球岬はアイヌ語で「ポロ・チケプ」と呼ばれ直訳すると大きな崖という意味です。チケプの発音が地球に似ていることからこの場所を地球岬と呼ぶようになりました。
地球岬は10キロ以上の断崖が続く場所で、天気の良い日に海を見渡すと綺麗な水平線が見えます。名前が表すとおりまるで地球を一望しているかのような感覚になります。
そんな絶景を味わえる場所で飛び降り自殺をしたカップルがいます。地球を眺めながら一緒に逝きたかったのかもしれません。しかし幸か不幸か男性のほうは即死だったそうですが女性のほうは即死には至らず、激痛に悶えながら命を引き取ったそうです。
話は変わりますがスマホのGPSって思っていたよりも正確で現在地をピッタリと示しているんですよね。一時期いろんな場所に行ってはスマホのGPS機能を使って地図とGPSのログを照らし合わせて楽しんだりしていました。私が地球岬を訪れたのもちょうどその頃でした。
レンタカーのナビは使わずにスマホのナビを頼りに地球岬へ向かいました。無事に辿り着き、絶景を十分に堪能できました。帰りもスマホのナビを出して車を発進させたのですが画面がグルグルと回っていました。
来るときは大丈夫だったのに・・・と不思議に思いましたがとりあえずレンタカーのナビを使って帰ることにしました。しばらくして車を停め、もう一度スマホを見ると画面が正常になっていました。
スマホが壊れてしまったのかと心配していた私はホッとしてスマホのナビを見ながら帰ることに。10分ほど走るとなんとなく見覚えのある道を走っていることに気づきました。おかしいなと思いナビに目をやるとGPSはちゃんと帰り道を示しています。
さらに5分ほど進みましたがやっぱりなにかがおかしい。ナビ通りに進んでいるはずなのに道が違っている感じがする。そう思って車を停めて外に出るとそこは地球岬でした。
私は地球岬に戻っていたのです。スマホの画面はまたグルグルと回っています。私は急に寒気がしてすぐに車を走らせました。今度はちゃんとレンタカーのナビを使って。
飛び降りた女性の遺体はすぐに見つからず何日かたってようやく発見されたそうです。痛みに耐えながら必死で助けを求めていた彼女の念が今もあの場所に残っているのかもしれません。私は彼女の念に引き寄せられてしまったのでしょうか。あの日からスマホのナビは使わないようにしています。
北海道の怖い話を探す
小学生頃の遠足で地球岬にいった。
友達数人と鬼ごっこやかくれんぼをして遊んでたんだけど飽きて来て今度は周辺の探検をする事になった。
近くの獣道なんかを探して遊んでた。
そうこうしてるうちに友達が展望台の下に行けると言ってきた。
展望台の上に行く階段の横に人が一人通る位のスペースに柵があってその柵を飛び越えたら行けるようになっていた。
興味が出てきたので友達数人と行く事になった。
装備はガチャガチャで出た極小タイプのライトがひとつ。
みんなで柵を飛び越え左側がすぐ崖なので右側の建物に手を付きながら歩いて奥まで行った。
奥に行くと左側も建物の壁になり日も入らずに真っ暗でライトがないと何も見えなくなった。
少し怖くなってきたけどまだ好奇心の方が勝っていたので更に奥へと進んだ。
ライトと言っても極小なのでほとんど何も見えなくなってきたので建物の壁づたいに歩いていると更に展望台の中心に行ける道と言うか壁の入り口が見つかった。
中を覗くと不恰好な石とその前にワンカップのビンと花が添えられていた。
それを見た瞬間友達も俺もダッシュで今来た道を戻り柵をまた飛び越え皆の元に戻った。
そんな話を二十代の時に友達に話したらその友達が興味を抱いたらしくそこに行ってみたいと言ってきた。
当時も住んでる場所は遠くはなかったので友達と夕方まだ明るい時間に行ってみた。
小学生の頃と同じく柵があったので乗り越えて二人で奥まで歩いてみた。
小学生の頃は真っ暗でなにも見えなかったはずがライトなしでも回りを見渡せる位明るく中心に行けたはずの壁の入り口がどこにもなかった。
不思議なのは入り口がないのもそうだが必ず柵を登って入るしかないのに誰がお供え物をしてるか?
今でも不思議である。
名無し
引用:地球岬 - 全国心霊マップ