【怖い話】死の直前

評価 評価 評価 評価 評価
スポンサードリンク

  • 死の直前

    私と友達の女の子、そして知り合いの男の子の三人で飲んでいたときの話です。

    うっかり終電を逃してしまい仕方なくその日は三人でホテルで泊まることにしました。アルコールも入っていたので三人ともすぐに眠りにつきました。

    私・友達・男の子の順で並んで寝ていたのですが「早く帰ろう!」と声が聞こえてきました。声の主は友達で、私の身体を揺すりながら怯えた表情で叫んでいました。

    「どうしたの?寝たばかりじゃん・・・」と答えると「お願いだから早く帰ろう。理由はちゃんと話すから」と必死な様子を見てこれはただ事ではないと気づきました。

    もしかしたら寝ているあいだに隣の男の子にイタズラでもされたのかと思って男の子のほうを見ましたが、大きなイビキをかきながら熟睡していました。

    私が起き上がって帰る身支度をしているあいだ、友達は男の子にも声をかけていましたが、泥酔していて寝ぼけた返事をするだけで起きませんでした。

    結局二人でホテルを後にして近くのコンビニで始発まで時間を潰していました。1時間ほどすると友達の携帯に着信がありました。相手はホテルに残した男の子。

    「お前らなんであんな部屋に俺を置き去りにするんだよ!」

    私のほうまで聞こえてくるくらいの大きな声で叫んでいました。すぐに電話は切れたようで友達は「あいつも見たんだ」とボソっと呟きました。

    コンビニの前で座って友達から話を聞きました。どうやら友達はあの部屋で恐ろしいものを見たそうです。

    夜中にトイレに行きたくなって目を覚ました友達が起き上がろうとしたときに、髪の長い女性が逆さ吊りのように天井からヌーっと現われたのです。

    女性の顔は血だらけで口をパクパクと開けながら友達を見つめていました。友達は金縛りにあっていて身動きが取れず、女性の姿がフっと消えた瞬間身体が動くようになっていたと。それですぐに私を起こしたそうです。

    その後、男の子と合流しました。三人で始発に乗って帰ろうとしたのですがなんだかあのホテルが気になりました。二人ともだいぶ落ち着きを取り戻していたので興味本位でホテルへ行ってみることに。

    するとホテルの前にはパトカーが止まっていて十人ほどの人だかりができていました。

    近くにいた人に「なにかあったんですか?」と聞くと信じられない答えが返ってきました。

    「夜中の3時頃、4階の部屋で殺人事件があったんだよ。詳しくはわからないけど被害者の女性は頭をバットで殴られて撲殺されたらしいよ」

    私たちがホテルから逃げ帰ったのが3時15分ころ。携帯で時間を見たので間違いありません。つまり友達が女性を見たのがちょうど3時ころだった計算になります。

    被害者の女性が幽霊に化けて出たとしたらちょっと早い気がします。するとあれは生霊だったのでしょうか。もしかしたら友達が見たとき女性はまだ生きていて必死に助けを求めていたのかもしれません。

    機転を利かせて警察と救急車を呼ぶほどの知恵と勇気は私たちにはありませんでした。

  • 前:幽体離脱でもして俺のところに来いよ

    次:自分で考えた呪いをかけたら全部返ってきた

  • スポンサードリンク
  • 関連記事▼
  • 評価

  • 死の直前 の評価は
    5.00 /5 point(4人が評価)
    ( 調べ)
    クリックして評価をしよう!
  • スポンサードリンク
  • コメント

  • コメントはまだ投稿されていません
      死の直前 についての感想や真相の解明など自由にコメントしていってください。お待ちしております。
    • 名前(省略可):
    • 画像(省略可):

    • ファイルサイズは最大1Mbyteまでです。
    • 本文:

    • 半角文字列だけの入力はできません。
  • 修正・削除依頼

  • おすすめ記事

  • ホラスト 怖い話まとめサイト

    ホラストはネット上に流れる怖い話を集めたサイトです。様々な怖い話を4つのジャンルに振り分けて紹介しています。怖い話の総数は約6000話!あなたはいくつの怖い話を読めますか?

広告

スポンサードリンク

一番怖い都市伝説ランキング
世界一怖い心霊動画ランキング
New

新着コメント