建物や土地は所有者によって管理されています。無断で侵入するのは法律で禁じられています。Googleマップやストリートビューからの鑑賞をおすすめしています。
1位:根岸競馬場(神奈川県横浜市)
根岸競馬場は根岸森林公園にある競馬場跡です。横浜競馬場とも呼ばれています。
1866年に外国人のための娯楽施設として建設されましたが、1988年に老朽化のため解体。以降、廃墟のまま残され続けています。
2009年には近代化産業遺産にも認定されましたが特に修復作業などはしていません。現在も侵入防止ようのフェンスに囲われているだけです。
2位:ブロックアート(神奈川県足柄下郡真鶴町)
ブロックアートは未完成のまま放置された廃墟で「焼肉要塞」とも呼ばれています。1980年ころから存在が確認されていたようです。
ここは真鶴町が所有する土地でしたがある業者に貸し出され「海が見える焼き肉店」の建設が予定されていました。ところが完成してすぐに安全上の問題が見つかりオープすることなく放置されました。
廃墟となった建物には数々の落書きはされており、その見た目からブロックアートと呼ばれるようになりました。ヒップホップPVの撮影ロケにも使用されたことがあるようです。
2018年に立入禁止のフェンスが設置されました。その状況は現地の人からはあまり受け入れなかったようです。
3位:飲食朋友会(神奈川県藤沢市)
飲食朋友会は昭和から残るバラック飲食店街の一つ。現在、営業している店舗はおそらくありません。
一部の店舗は崩落しており、ツタが生えていたり落書きなどもされています。
トタン張りの家屋など昭和の雰囲気を感じられる不思議な場所です。
4位:猿島要塞(神奈川県横須賀市)
猿島要塞は東京湾に浮かぶ無人島「猿島」に建設された要塞です。猿島要塞という名の通り、東京湾内への敵戦艦の侵入を阻止するために存在していました。
当時の砲台も残されています。この砲台は1884年に作られたもので、日本で最も初期に建設された砲台の一つだそうです。
猿島要塞が実戦に使われたことはありませんでしたが、島内にはレンガで覆われた要塞跡が残っています。
天空の城ラピュタを思わせるその雰囲気から観光地としても人気を集めています。
5位:ホテル・ローヤル(神奈川県相模原市)
ホテル・ローヤルは相模湖沿いに残る廃ホテル。1970年頃から存在が確認されています。
相模湖を一望できるホテルとして立地条件が良かったが2008年に閉業しています。そのあいだに「ホテル天湖」「相模湖ローヤルA館」「ホテル相模湖ローヤル・シャインリゾート」と名称をかえています。
閉業後はドラマのロケ地などに使用されていました。心霊現象も度々起きているようで「悪魔場」などと呼ばれることもあります。
6位:野島地下壕(神奈川県横浜市)
野島地下壕は現在の野島公園に位置する地下壕です。空襲から航空機を守るために横須賀海軍航空隊が掘削したといわれています。
また野島公園には野島掩体壕も保存されています。同時に掘削されていた夏島掩体壕と合わせると約100機の小型機を格納できる巨大な掩体壕でした。長さは国内最大規模の260メートルを誇ります。