渡良瀬遊水地と谷中村跡とは栃木県栃木市にある公園・城跡の心霊スポットで「わたらせゆうすいちとやなかむらあと」と読みます。渡良瀬遊水地と谷中村跡では男性の幽霊・老爺の幽霊・少年の幽霊が目撃されているため心霊スポットと呼ばれています。
もともとこの場所には450戸ほどからなる谷中村という村があった。たびたび洪水の被害を受けたものの、肥沃な土地で洪水がなければ収穫量も多かったという。
ところが明治10年(1877)頃から、足尾銅山より流出する鉱毒により農作物や魚に被害が出始めた。教科書等に載るいわゆる「足尾銅山鉱毒事件」である。
この鉱毒事件により、鉱毒を沈殿させるための遊水地がこの場所に建設されることになり、谷中村は1906年に強制廃村となる。住民たちは、住み慣れた豊かな土地から強制的に追い出されるかたちになり、今でも元住民の怨念がただよっているという。
また上流で災害や入水自殺があると、遺体が最終的に渡良瀬遊水地に流れ着くことから水死者の霊も出ると言われている。
渡良瀬遊水地は『ほんとにあった!呪いのビデオ』(Ver.X:4)「廃坑をさまよう霊」でも紹介された。
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