伊豆山本門寺(韮山のマリア観音) とは静岡県伊豆の国市にある心霊廃墟で「いずさんほんもんじ(にらやまのまりあかんのん)」と読みます。伊豆山本門寺(韮山のマリア観音) では女性の幽霊・少年の幽霊・正体不明の幽霊が目撃されているため心霊スポットと呼ばれています。
伊豆山本門寺は、静岡県伊豆の国市にある廃寺。昭和55年(1980)頃に建立されたと言われ、正式名称は、「法華宗本門院伊豆山本門寺」といい法華宗本門流の寺院だったようだ。いつ頃廃墟になったかは不明だが、昭和62年(1987)頃まで使用されていたという話があるので、それ以降に廃墟になったと思われる。
本堂に放置された備品や本などから判断して、1970年代にネズミ講活動で問題となった「天下一家の会」、および天下一家の会が脱税目的で設立した宗教法人「大観宮」と何らかの関係があったようだが、詳細は不明。
参道には子どもを抱いた観音像が並べられ、これは通称マリア観音と呼ばれている。しかしここは日蓮系の寺院なので、隠れキリシタンが信仰したマリア観音があるというのはおかしな話だ。調べてみると、どうもこの寺院では水子供養を積極的に行っていたようで、参道に並べられた観音像も水子観音、子安観音と見るべきだろう。
どちらかと言うと廃墟物件として有名だが、朽ち果てた雰囲気からネット掲示板では心霊スポットと言われることもある。水子供養をしていたこともあり、近くにまだ水子の霊がさまよっている可能性はありそうだ。
近くには産業遺産として有名な韮山反射炉がある。
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