峠のお宿(高尾の宿)とは神奈川県相模原市にある心霊廃墟で「とうげのおやど(たかおのやど)」と読みます。峠のお宿(高尾の宿)では女性の幽霊・男性の幽霊・少年の幽霊が目撃されているため心霊スポットと呼ばれています。
東京と神奈川の境、大垂水峠(おおだるみとうげ)近くにある旅館(兼ラブホ)の廃墟。一説によると2002年ごろに閉業し、それ以後廃墟になっている。
「全室離れ」が売りだったらしく、国道20号線(甲州街道)から見える受付兼オーナーの住居のほか、山の斜面に建てられた数軒の宿泊棟がある。残留物が多く残されたオーナーの住居は2018年に解体撤去されたが、山の中の宿泊棟はまだ残っているようだ。
大島てるによれば、この旅館では1990年代に男女の心中事件があり、またその後旅館のオーナーも自殺しているという。噂によれば心中したのはオーナー夫妻だという話もあるが、真偽のほどは定かでない。心中した男女あるいはオーナーの霊が未だにこの場所にさまよっているためか、建物内で自分以外の誰かの気配がしたり、「コンコン!」というようなラップ音が聞こえることが多い。
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