旗本百人腹切り場所(竜谷山瑞巌寺跡)とは佐賀県唐津市にある墓地・慰霊碑の心霊スポットで「はたもとひゃくにんはらきりばしょ(りゅうたにやまずいがんじあと)」と読みます。旗本百人腹切り場所(竜谷山瑞巌寺跡)では男性の幽霊・女性の幽霊・少年の幽霊が目撃されているため心霊スポットと呼ばれています。
この場所には1355年に創建された竜谷山瑞巌寺というお寺があり、この寺は岸岳城主波多氏の菩提寺であったという。しかし波多氏の改易によりこの寺も廃寺になった。
波多氏は豊臣秀吉の朝鮮出兵の際、秀吉の怒りをかって領地を没収されてしまったと言われている。一説によると波多氏は釜山上陸後も戦おうとせず、周辺にとどまったためとされるが真相は不明。かねてから波多氏を改易して、領地を秀吉の家臣寺沢広高に与えるための陰謀だとする説もある。
城を奪われ、主君を失った波多氏家臣はこの場所で集団自決をしたと伝えらえており、現在もお堂近くの丸山には100基以上の五輪塔(墓標)が並ぶ。
地元ではこうした墓碑を「末孫様(ばっそんさま)」と呼び、粗末に扱ったりすると祟りがあると言われている。
今でも工事関係者が末孫様のある場所で工事しようとしたら車が動かなくなったとか、誤って末孫様を踏んでしまい高熱にうなされたなどの話が聞かれる。
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