嵐山の廃墟とは沖縄県国頭郡今帰仁村にある心霊廃墟で「あらしやまのはいきょ」と読みます。嵐山の廃墟では男性の幽霊・少年の幽霊・女性の幽霊が目撃されているため心霊スポットと呼ばれています。
沖縄県名護市の嵐山展望台近くにある木造平屋建ての一軒家。ここは1973年3月30日に起きた「沖縄嵐山事件」、「嵐山一家殺傷事件」などと呼ばれる殺人事件の現場と言われ、地元では知られた心霊スポットとなっている。
殺人のあった水曜日にこの廃屋に行くと無数の足跡が浮かび上がるという話や、殺された母親と長男の霊が出るのだという。また心霊写真も撮れると言われている。
「嵐山一家殺傷事件」
1973年3月30日早朝3時に名護市嵐山で起きた事件。元タクシー運転手の大城秀男は、逃げ出した妻(Aさん三女)が実家にいると思い込み、妻の父親であるパイナップル畑を経営していたAさん宅(嵐山の山小屋)に行き、Aさんの妻および長男を刺し、Aさん妻と長男を殺害した。
Aさんの長女によると大城秀男は酔うと妻に暴力をふるい、たびたび事件の現場になった妻の実家に怒鳴り込んでいたという。また別れ話が出ると一家を全滅させてやると発言していたという話だ。
・その後の裁判の経緯
1974年3月那覇地裁での死刑判決。
1976年1月に福岡高裁那覇支部は控訴を棄却。
1977年4月26日最高裁判所は一、二審判決を支持し上告を棄却、大城秀男の死刑が確定した。
1980年12月16日死刑執行。
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