乙女ヶ池(真珠池)とは滋賀県高島市にある湖(池)・ダムの心霊スポットで「おとめがいけ(しんじゅいけ)」と読みます。乙女ヶ池(真珠池)では少年の幽霊・男性の幽霊・動物の幽霊が目撃されているため心霊スポットと呼ばれています。
万葉時代、乙女ヶ池は「香取の海」と呼ばれ琵琶湖の入江だったらしい。その後戦国時代になると、織田信長の命により大溝城(おおみぞじょう)が築城され、池は大溝城の外堀の役割を果たしていたそうだ。そして昭和30年代、淡水真珠の養殖場として利用されていた時期があり、この時に乙女ヶ池(通称:真珠池)と命名されたという。
心霊スポットとしての曰くは、やはり戦国時代に建てられた大溝城に関係しているらしい。この城は織田信長の甥である織田信澄の居城だったが、織田信澄は明智光秀の娘婿だったため、本能寺の変の後に疑われて謀殺されたという。おそらくその時の戦乱で戦死した武士が大勢いて、乙女ヶ池には死体がたくさん浮かんだという話だ。
昼間でもどことなく不穏な空気がただよい、夜は落武者の霊が出るらしい。
事件や事故のニュース