油山観音下の廃ホテルとは福岡県福岡市にある心霊廃墟で「あぶらやまかんのんしたのはいほてる」と読みます。油山観音下の廃ホテルでは男性の幽霊・少年の幽霊・老婆の幽霊が目撃されているため心霊スポットと呼ばれています。
油山観光道路を展望台に向かって登ると、油山観音手前のヘアピンカーブの内側に現れる廃墟。油山片江展望台がデートスポットということもあり、話によるとこの廃墟はラブホテルだったそうだ。はっきりした開業・閉業年は不明だが、1975年以降に開業し、2000年頃には既に廃業していたらしい。
この廃ホテルに特に曰くはないようだが、油山の山中では自殺が多く、廃墟の不気味な雰囲気とあいまって心霊スポットだという噂がある。
また油山と言えば、太平洋戦争中に起きた「油山事件」でも知られる。油山事件とは、1945年8月10日、アメリカ兵の捕虜8名が軍事裁判を経ずに違法に処刑された事件だ。捕虜が処刑された場所は正確に言うと油山の山中ではなく、現在福岡市葬祭場(刻の森)のある雑木林内だそうだ。米兵捕虜の慰霊碑も火葬場の敷地内に建てられているらしい。
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