〒336-0916 埼玉県さいたま市緑区宮本2丁目17−1
須佐之男命を主祭神に祭る大宮氷川神社に対し、御妻神にあたる奇稲田姫命(くしなだひめ)を祭ることから氷川女體神社と呼ばれる。パワースポットとして有名であるが、心霊スポットとしても知られる。
心霊スポットと言われるゆえんは、かつて神社の境内(あるいは隣の宮本第3公園)に子供が捨てられ、その子供の霊が遊び相手を求めて神社周辺をさまよっているからだという。ある人が神社を訪れた際、「ねえ、遊ぼう・・・」という子供の声が聞こえたのだとか。また、同じ子供の霊の仕業かは定かでないが、宮本第3公園のブランコは風もないのに時々揺れるそうだ。これとは別に、1995年頃には神社の近くで殺人死体遺棄事件もあった。
しかし前にも述べた通り、今現在はパワースポットとして人気である。姫神が祭られていることから恋愛成就、子孫繁栄などにご利益があるとされ、参拝客も多い。さらに新たな名物として、ご神木に現れた熊のコブも有名。これは境内にあるご神木(楠木)のコブが、まるで熊の顔のように見えると、2013年にテレビ番組『ナニコレ珍百景』で放映されて有名になった。
余談になるが、見沼用水を渡った神社の裏手には「磐船祭祭祀遺跡(いわふねまつり さいしいせき)」もある。これは、古来から見沼に住むとされる竜神を祭る「御船祭」の名残りであり、民俗学的にも貴重な遺跡である。(江戸時代中期の1727年まで今のさいたま市から川口市にわたって見沼という大きな沼が存在した)
このように心霊スポットとしてだけではなく、同時にパワースポット、不思議スポットであり、1粒で2度、3度おいしいスポットとなっている。
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