猪苗代湖は幽霊が出る心霊スポットとしても知られています。猪苗代湖で一体何があったのか、どんな心霊現象や事件が起きているのか。
福島県にある猪苗代湖で実際に体験した怖い話を紹介します。
第1話「普段は感じないが」
丁度去年の今頃です。
私が友人と猪苗代湖にある無料キャンプ場で二泊した時の話です。キャンプ自体とても楽しいものでしたが、日が暮れ始めて辺りが薄暗くなってきた時に、夕焼けをベースに写真を撮ることになりました。その中の写真に、少し信じられないものが写り込み、それに気づいたのはキャンプ初日の夜中、今日の出来事を振り返るように写真を見返している時でした。
その写真は、私が瓶ビールを持って夕焼けを背景に撮ったものですが、私の頭部に不可解な赤い点のようなものがあり、少しだけ拡大してみると、それは人の顔のようで笑っていて、人というよりは頭蓋骨でした。赤いので不気味になり、その写真を友人にも見せると、それよりもこれが気になる。との返答があったので、もう一度見るとその赤い顔のすぐ隣に無表情の女の顔が、私の髪の毛の分け目の所にくっきり写り込んでいたのです。
よくよく見ると、その他にも目のような物があったり、多数写り込んでいることに気づき、何よりもその女の顔が忘れることが出来ませんでした。30代ぐらいで冷たい表情をしていました。聞く話によれば、猪苗代湖では溺死しても遺体が浮上してくることはなく、沈んでいるケースが多いとのことなので、未だに成仏できていない霊が写り込んだのでしょうか。
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猪苗代湖ボート死亡事故という痛ましい事故がありました。2020年9月6日の11時ごろ、千葉県野田市から遊びに来ていた家族とその友人が、湖の沖合で遊泳していたところ、プレジャーボートにはねられ、3人が死傷した事故です。あまり報道されませんが、この事故で亡くなった8歳男児はスクリューに巻き込まれ、上半身と下半身が裂かれる酷い事故だったそうです。以下は週刊文春の記事です。
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「上半身と下半身がバラバラで」…“8歳児ひき逃げボート”裁判 義足の母がセレブ社長被告に言いたかったこと
福島県会津若松市の猪苗代湖で20年9月6日、男児らがモーターボートに巻き込まれ死傷した事故。業務上過失致死傷罪に問われた佐藤剛被告(44)の初公判が昨年12月27日、福島地裁で行われた。
「ボートの特定が難航したこともあり、県警が逮捕したのは、1年余りが経った昨年9月14日のことでした。佐藤は安全確認を怠ったまま、自らが所有するボートを時速15~20キロの速度で操縦していた。ライフジャケットを着て湖面に浮かんでいた千葉県野田市の豊田瑛大君(当時8)に衝突して死亡させたほか、母親の両足を切断するなど2人に重傷を負わせたのです」(社会部記者)
(中略)
「瑛大は上半身と下半身がバラバラで…」父親の悲痛な証言
「かたや検察側は知人らの証言を基に『仲間のボートは100メートル前方の被害者らに気付き、舵を切った。ところが、被告は見張りの義務を怠っていた』と主張。過失についても厳しく追及しています」(前出・記者)
初公判には、瑛大君の両親も被害者参加制度を利用し、出廷していた。
「検察側が事故当時の様子などに触れると、2人は幾度も涙を拭っていた。『瑛大は上半身と下半身がバラバラでダメだと思った。母親は足がブラブラだったが、何とか助けたいと思った』という父親の証言も述べられました」
(後略)
(週刊文春 2022年1月13日号 https://bunshun.jp/articles/-/51269)
名無し
引用:猪苗代湖 - 全国心霊マップ