弁天橋は幽霊が出る心霊スポットとしても知られています。弁天橋で一体何があったのか、どんな心霊現象や事件が起きているのか。
千葉県にある弁天橋で実際に体験した怖い話を紹介します。
第1話「旧弁天橋」
地元に住んでいる者です。
当時は小学校4年生でしたが子供だったせいか殺人事件のことは知らないで、後年になり親に話を聞いて知りました。
事件があったのは橋ではなくて川沿いの鬱蒼とした遊歩道です。
幼い頃は父親の運転で何回か弁天橋を渡った記憶がありますが、今架かっている立派な橋ではなくて、センターラインの無い、対向車とぎりぎりすれ違えるかどうかくらい道幅が狭い簡素な橋だった記憶があります。また欄干が低く、運転を誤ると乗り越えて川に転落してしまいそうな怖さがありました。
別の意味で怖かったです。
弁天橋の下を流れる花見川は印旛沼の用水路で、江戸時代に行われた掘削は難工事となり多くの人足の死者を出したそうで、川沿いにはその方達の共同墓地があります。
最近でも深夜に車で橋を渡ることがありますが、手つかずの自然が残っていることもあり、橋の周囲から川にかけては漆黒の闇になっています。特に異変を感じたことはありませんが、やはり橋より川沿いの遊歩道の方が、何かありそうな、気味の悪い雰囲気があります。
第2話「荷台が突然重くなった」
高校生の頃、隣の八千代市に住んでいたので、頻繁にこの橋を使っていました。ある夜のアルバイトの帰り道、自転車で走っていると突然荷台がズン!と重くなりました。漕げなくなった私は、自転車を降りて押そうしました。その瞬間、全身が脱力し立つことすらままならなくなり地面に倒れてしまいました。助けを呼ぼうにも声が出ず、そもそも車通りも殆ど無い道です。そのまま意識が遠のきそうになった時、ふと私の後ろの方に女性の足が見えました。やった!人がいたんだ!と喜んだものの、違和感を覚えました。立っているのですが、どうやら足を引きずっているようでした。思えばあの時、私は全身が脱力したように思いましたが、本当は足の力が抜けていたようでした。そのまま金縛りのような状況になって全てを諦めた瞬間、「破ぁ!!」
私の近くにいた女性の影は閃光とともに消えてしまい、代わりに寺生まれのTさんが目の前に立っていました。気がつけば身体の脱力感も消え、一人で立てるようになっていました。
「赤い靴・・・か・・・」
Tさんはそう呟くと、加えていたタバコの煙を吐き出しました。その煙は汚れた魂を浄土に導くかのような、きれいな尾を引いて天に登っていきました。
寺生まれはすごい。改めて感じた高校生時代でした。
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私はこの事件のナンパ現場の新宿のディスコ会館に同時期に通っていたのでよく覚えています。
当時未成年でも入れて女の子は無料で入れる事も多くフリーフード、フリードリンクのビュッフエ形式だったせいもあり沢山の少年少女が来店していました。少年は当然ナンパ目的だったと思います。
終電が終わると会館の前で帰りの足がない女の子をナンパする男の子が沢山いて有名でした。
会館の前にはナンパする男の子の車がずらっと並んでいて強引なナンパや女の子を取り合う喧嘩も絶えない場所でした。
当時、24時間営業の店は新宿にはなく未成年の女の子が始発まで時間を潰せる場所はなかったです。
コーヒーショップで朝方までの店はあり私は1度入った事がありましたが暴力団と思われる方ばかりで緊張したのを覚えています。
このビルは店内のトイレで制汗スプレーをトリップする為に吸い死亡した事故も起きていて幽霊目撃話しも聞かれていました。
この事件ですが被害者は中学生の女の子が2人で1人は助かっています。事情聴取の為に任意同行された少年がいましたが逮捕には至らずと記憶しています。
この事件の後から身分証明の提示をする様に法改正されたようです。でも最初は1グループで1名提示で入れたので変わらずに通っていました。
この会館はバブルがはじけた事や事件の影響や身分証明提示が厳しくなりビルごと廃業してなくなっています。新宿の火災現場と近い場所なので新宿から弁天橋のコースも面白いと思います。
名無し
引用:弁天橋 - 全国心霊マップ