• 【怖い話】どうにも止まらない

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  • 都市伝説の詳細

  • 療養型病院に勤めていた時の事です。
    療養型は、老人が多く、ほぼ寝たきりで長期入院のかたがどうしても多くなりがちになってしまいます。仕方がないですけどね。
    大体、もう数日かな、という状態になった時は、家族にお伝えして着て帰る服とか用意してもらうようにして、家族の方にも心構えしてもらうようにこちらも努力してますが、テレビドラマのように死に目に遭える方はいいとして、大抵、見回りの時状態が悪いのを発見するか、もしくは、呼吸が止まっていたりしてすでに亡くなっているのを発見するというパターンも多いです。
    さて、夜勤中のこと。
    日勤で急変して個室に移していた患者さんが、心拍が落ちて来たので医師に報告しました。
    家族に連絡してと言われたのですが、夜間で、連絡がつきません。
    心拍が止まりました。
    「息子さんに連絡してるよ。がんばれ。」と本人の耳元で言いました。
    心拍が20ほどに出始めました。
    「息子さん、連絡ついたよ。」と、同僚が言ってきたので、よかったね、とはいったものの、遠方からなので会えないね、とスタッフで話をしてました。
    呼吸が止まりました。
    でも、心拍は打っているのです。10から、20で。顔つきも、変わっています。
    医師から、連絡がありましたので、状態を伝えました。夜中に起こされて不機嫌な医師が、「寝ぼけてるんじゃないだろうな」と、電話の向こうで言いました。
    「嘘じゃないですよ。なんなら見に来てください。」
    足音高く、医師がきました。
    「ね、先生、呼吸停止してますよね。でも、心拍が、止まらないんです。」
    「ペースメーカーが入ってるんだろう?」
    (入っていませんよ。そんなもの。あなたも入院時、カルテ見てるでしょうに。)と、口には出して言えませんでしたが、心で言ってました。
    医師は、カルテを見直してましたが「うーん。」と、唸って黙り込んでしまいました。
    「....家族は?」
    「今、こっちに向かっています。」
    夜中の11時すぎ悪くなってから、現在2時すぎ。呼吸が止まってからでも、もう、約2時間。
    「先生、どうされますか?」と聞くと、「....動いているものは仕方ないだろう。とりあえず、様子見てモニター止まったらまた連絡して。」
    「はぁ...。」
    そんなやり取りの後、三時頃家族が到着しました。
    患者さんの肌色はもう、ご遺体です。
    とりあえず、面会してもらいましたが、心拍は打っています。
    「あの、母は?」息子さんが聞いてきました。
    医師が、「ご家族を待たれていたんでしょう。このまま、止まるまで見守ってあげてください。」
    「....呼吸してないですよね?」息子さんが私に聞いてきます。
    「....そうですね。」
    「何で心臓が動いているんですか?」
    「....さぁ。きっと、家族に会いたかったんでしょう。」
    としかいえませんでした。(そんなの私が聞きたいわ)と、心で呟きました。三十分後、家族が少し外にタバコを吸いに出た時、ゼロになりました。あわてて家族を呼びに同僚が行き、家族が来たときゼロになってました。
    「どうもお世話になりました。」
    「では、死亡時刻は4時で。帰る支度をしますので外でお待ちください。」家族が出ていき、モニターをはずそうとすると、ピッ!と音がしたのです。
    私たちは顔を見合わせました。
    はっきりとした心拍ではないのですが、2とか、1とか、心臓が震える波形が。
    「先生!」というと、「モニター外して。」と。
    そして、外そうとしたときには完全にゼロになりました。
    それから朝5時すぎに患者さんは、お帰りになりました。
    医師も、後から話していましたが、こんなことは初めてだったと言いました。

    それから二例位、そんな患者さんがいました。
    いずれも、自分が「頑張って!」と言った方です。
    同僚に、「これまで十分頑張ったのに、あなたが頑張れなんかいうからよ。本人もしんどいし私たちも忙しいのに、動きが取れないじゃない。」といわれて、一理あるかな、とは思いました。
    なので、私はそれから家族が来るまで頑張ってとは言わないことにしています。家族によっては、待機していて、「まだでしようか?」という家族もいらっしゃいますしね。
    その代わり、亡くなった患者さんには、「お疲れ様でした。この世に未練なく、いい所に行ってね」と、声をかけるようにしています。
    それからは、そんなことは無くなりました。





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