寺家ふるさと村は幽霊が出る心霊スポットとしても知られています。寺家ふるさと村で一体何があったのか、どんな心霊現象や事件が起きているのか。
神奈川県にある寺家ふるさと村で実際に体験した怖い話を紹介します。
第1話「寺家ふるさと村で体験した怖い事件」
今でも農村の風景を体験できる寺家ふるさと村。
ここは横浜市が都市化に取り残された地域に寺家ふるさと村体験農業振興組合を設立し、神奈川県や国と協力して保全している場所です。
村にはむじな池・大池・熊野池・新池・居谷戸池と呼ばれる5つの池があります。
むじな池と大池で幽霊の姿が目撃されるなどの心霊現象が起きています。
むじな池には口減らしのために子供を投げ捨てたといわれる事件が残っています。
貧しい時代だったために村や家族の負担を減らす必要があったのかもしれませんが、理由はどうあれ今では恐ろしい風習だったと思います。
むじな池からは子供が溺れてもがく声が聞こえるという噂があります。
大池には白装束の女性が現れるという噂があります。
突然目の前に女性が現れてどこまでも追いかけてくるといいます。
女性の霊が現れる前にはどこからかお経のような声が聞こえてくるそうです。
そんな寺家ふるさと村に動画撮影目的で訪れたときに起きた事件です。
むじな池で撮影をしているとハッキリとわかるほどの大きさで男の唸る声が聞こえてきました。
しかし確認のために動画を見返してみましたが声は録れていませんでした。
気のせいだったかと思い次は大池のほうに向かいました。
すると後ろのほうからザッザッザッと追いかけてくる足音が聞こえました。
すぐに振り返ってみましたがだれもいません。
だけど足音はどんどんと近づいてきているような感じがします。
もしも誰かがいるなら姿が見えてもいいくらいの足音でした。
ヤバイと思って走って逃げました。
無我夢中で走っていたのでいつから足音が聞こえなくなったかは気づきませんでした。
しばらくは足音が追いかけてきていたと思います。
すぐに動画を見返してみましたがやはり足音が録れていませんでした。
しかし後ろを振り返ったときに肉眼では見えなかった白い煙のようなものが映像には映っていました。
そしてその煙はすぐ目の前まで近づいていました。
逃げるのがもう少し遅かったらとんでもないことになっていたかもしれません。
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戦後すぐに捨てられた子どもと言えば、最近とある動画配信者様のビデオで、昔は横浜の根岸外国人墓地に大量の嬰児の遺体が埋葬されていたという事を知りました。
外人墓地に埋葬されていた赤ん坊は、その当時日本に進駐していたアメリカ軍の兵士と、いわゆる米兵相手に商売をされていた日本人女性との間に生まれたハーフの子どもたちだったそうです。悲しいことに、望まれない子どもたちであったがため、流産させられたり、あるいは生まれてもそのまま遺棄されたり・・・という状況だったみたいです。
この場所に捨てられた子どもと言うのが、どういう背景があって捨てられたか分かりませんが、あるいは似たような状況だった可能性もありますね。
名無し
引用:寺家ふるさと村 - 全国心霊マップ