旧御坂トンネルは幽霊が出る心霊スポットとしても知られています。旧御坂トンネルで一体何があったのか、どんな心霊現象や事件が起きているのか。
山梨県にある旧御坂トンネルで実際に体験した怖い話を紹介します。
第1話「閉まらない」
僕が秋の大きな台風が直撃する頃、男友達2人、女友達1人、自分(運転)でどこか遊びに行こうという話になって、リクエストを聞いていました。
するとその1人の女子が「旧御坂トンネルに行ってみたい!」と言い始めて、自分達も暇だったので行ってみることにしました。
道は、結構山の方まで登り、広い道から、通って良いのか分からないような薄暗い脇道に峠が繋がっており、恐る恐る入っていきました。
道には枯葉や木の枝等が散らばっており、曲がりくねった道だったので慎重に坂を登りました。
10分くらいたった頃だろうか、ナビをしてくれていた助手席に座った友達がそろそろ着くよ、と言ったのになかなかトンネルが現れませんでした。
それから、5分くらい曲がりくねった道を進むと正面から鹿が歩いて来て、トンネルの方にまた静かに帰っていきました。
それは鹿から「来い」と誘われているように感じました。
しばらくすると、御坂トンネルに着いて後ろで寝ていた2人を起こしトンネルに入りました。
トンネルの中はとても静かで、地面は車で走りやすい感じでした。
とりあえずトンネルを走り反対側の出口に出たは良いのですが最短の帰り道となると、来た道を戻らなければなりません
僕も「少し嫌だな」と思いながらも来たトンネルを再び戻ろうとしました。すると、
1人の女子が急に窓を開け「やっほー!」と叫び始めたのです。
なんか妙だなと思い「やめろよー!」と言った直後開いた窓が閉まらなくなり、後部座席の女子が閉めようとしても閉まらず、運転席の自分で閉めようとしても全く閉まらず、酷く焦りました。
すぐにトンネルを離れて峠からも離れなければと思い閉まらなくなった窓を気にしつつも急いで峠から降りていたら誰も操作していない窓がひとりでに閉まりました。
間もなくすると峠に1番近いコンビニに着いて落ち着く事にしました。
その後、気分転換にと○○○○パークに行くことになりました。
雨も降っていてもう少しで4時頃で、みんなの疲れもあって僕以外寝ていました。
自分も眠くなってきて、する事も無いと思ったので解散しました。最初に女子から送って男友達2人は近所だったので最後に送り届けた後自分の家の駐車場に車を駐車してエンジンを切った瞬間..........。
エンジン停止音が女性のうめき声のような
「ゔううぅ」という掠れた声の様に聞こえました。
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今度、ほうとうが食べたくなったら行こうと思います。
名無し
引用:旧御坂トンネル - 全国心霊マップ