深泥池は幽霊が出る心霊スポットとしても知られています。深泥池で一体何があったのか、どんな心霊現象や事件が起きているのか。
京都府にある深泥池で実際に体験した怖い話を紹介します。
第1話「夜のドライブ中」
深夜にバイクで目的地もなくドライブしていたとき道に迷ってしまったんです。当時、アプリもなく適当に走っていたらそのうち帰れるだろうと思っていました。
おっ!この辺で曲がったら大通りに出そうだ!と細かい住宅地から広めの道を曲がりまっすぐ走っていると、いつの間にか先は真っ暗で道幅は狭くなり、車一台も通れない道になっていきました。おかしいと気づいたときには既に遅く、大きな扉が突然目の前に現れ行き止まりになり、バイクのライトで正面を照らしていると「深泥池管理墓地」と表札がデカデカと…
怖くなってUターンしようときりかえしたとき、気づけばまわりはお墓だらけ…
後日、なぜあんな道を走ったのか昼間に行ってみました。すると絶対こんなところは曲がらないであろうと思われる極細の道を私は広い道だと思って曲がっていたのです。なにかに呼ばれたのか、誰か後ろに乗られ送らされたのか……
第2話「手招きをする女」
あれは自分がまだ25歳か26歳ぐらいの頃の話です。
以前に営業事務として勤務していた際に得意先が深泥池の近くにあるという事もあって、先輩の社員の方と二人で深泥池の横を通る道を通った際の出来事です。先輩社員がわたしにたいして”霊感は強いか”と聞かれたので、元々霊感が強い家系だったという事もあって”はい霊感は強いほうです”と答えると、その先輩社員の方が深泥池は自殺が多くってねひょっとするとみえるかもしれないという話をされたので自分自身も半信半疑になりながらもいざ深泥池の近くにまで辿り着くと、車の中でしたがとても悪寒がしたのを覚えています。そして右手に深泥池が見えてきたときに、対岸の岸辺のほうに20名か30名程だったと思いますが、白い人だかりの中で長髪の20代か30代前半ぐらいの若い綺麗なロングヘアーが印象的な女性がこちらを見て手招きをしているのが見て取れました。
それを見た瞬間に思わず先輩社員に対して”対岸の岸辺に白い人だかりが出来ていますね”と自分が見た光景を語ると、その先輩社員は笑いながら”自分は霊感はないから感じないけどやっぱり見えたのか”という話になって、得意先に到着したんですけども、その得意先から深泥池が歩いて行けるほどの距離にあったという事もあって、次の得意先に向かおうと自分が真っ先に駐車場まで戻ってくるとちょうど駐車場から深泥池が直結している通路があるんですけどそこに向かって長髪の女性が深泥池のほうに向かってゆっくりとゆっくりと歩き進んでゆくんですね。自分は何とかしなければと思い女性のところへ近付こうとしましたが、こちらに気付いて振り返った際にはその女性は深泥池にそのまま突き進んであっという間に消えてしまいました。ただ今でも思うのが、その女性は生きている人間とは思えぬほど血の気がなく、顔は青ざめていました。恐らくですが過去に入水自殺を図ってお亡くなりになられた方だと思われます。色々な落武者の霊が出る等の話もありますが、わたしがかつて見たあの女性の霊は今でも忘れることが出来ません。
京都府の怖い話を探す
この池は、兵庫県西宮市「甲山湿原」、兵庫県芦屋市「仲ノ池」とともに地質学上、非常に貴重な池で
日本が「氷河期時代から現在まで現存し、氷河期時代からの植物が生きている場所」です。
このように、長い間、存在した「池」ですので、悲しい水難事故等の過去が結構あったと思います。
ちなみに戦前は、池の北にある病院は、京都市内の帝国大学医学部の実験用の遺体が一時保管されてい
たそうで、夜間、池のそばでタクシーを拾った病衣を着た女が「帝国大学病院まで・・」
と行き先を告げていたそうです。
無くなった自分の体を探していたんでしょうね・・
名無し
引用:深泥池 - 全国心霊マップ