青い屋根の家は幽霊が出る心霊スポットとしても知られています。青い屋根の家で一体何があったのか、どんな心霊現象や事件が起きているのか。
北海道にある青い屋根の家で実際に体験した怖い話を紹介します。
第1話「岩見沢市に住み始めて初めて知ったスポット」
4月から岩見沢市に住み始め、そして約.3ヶ月以上経ちました。私は最近、
心霊スポットや廃墟に興味を持ち始め、それ関連の話を職場の先輩に言うと、
この青い屋根の家を紹介されました。
今日、仕事終わりにやって来ました。
感想は不気味でした。
ほとんど板で塞がれていて、窓からは
内装が見える?感じでした。
職場の先輩が言うには、ここは霊道だったり、お坊さんが住んでお祓いしてもダメだったり、凄い霊媒師さんでもダメだったらしいので相当なんだな…
感じました。
私的には夕方はまだ行ける範囲かなと思いました。
ですが夜はあんまり通りたくないです…
第2話「実際にあった事件」
タクシー運転手の家族が建てた家で、奥様が浮気をし子供を連れて離婚してからご主人が風呂場で自殺してしまった。その後、事故物件になり買い手も無かった為、安く貸し出したところ近くの大学生数人でその家を借りルームシェアしていたが、数ヶ月経たないうち大学生の一人が以前の住人と同じ風呂場で自殺。
その後、お祓い等をしたが効果がなく、途中何処かの会社が社宅として買い上げ外人を住ませていたが結局引越し今に至る。
夜に前の道路を通りがかると誰も居ないはず2階のカーテンが開いたり閉まったりしてる。
後、玄関先の大きな岩がなんとも言えない嫌な感じがする。
第3話「濃霧」
青い屋根の家が騒がれてから、7年程経ったある 春の早朝、車であの家の前を通った時の事です。あの家の向かいは道路を挟んでかなり大きな墓地になっているのですが、墓地の半分と前方の道が濃霧で覆われていました。あの家がある住宅地は覆われてないのですが、あの家だけが見えません。
ヘッドライトを点けると、正面の霧にその形がはっきり映るような濃さです。
私は徐行して霧に入ったのですが車のボンネットの色すら見えません。「ダメだバックしよう」と思ったその時、急に視界がひらけました。
50メートル程車を走らせ、降りて後方を確認すると、広い墓地の半分を覆っていた濃霧はほんの一部だけ道路を横切り青い屋根の家の姿を完全に隠していました。隣の家や裏の家には微塵も掛かることなく。。。
第4話「青い屋根の家」
岩見沢出身です。20年くらい前に父から聞いた話。
麻雀仲間の一人が、正にこの家に入居された方を連れてきて卓を囲んだ。皆が曰く付きの家と知ってるから、当然話題の中心になる。
初対面でも気後れせず、快活な男性だった。話によると、賃貸ではなく購入したらしい(昔の事なので記憶は確かではない)。
「何も起こらないよw 今度遊びに来な」
父はやんわり断ったそうだ。
そこまで聞いて、私は意外に思い理由を聞いた。怖いもの知らずのやんちゃな父、嬉々として見物に行く筈だ。
しかも男性が入居する数年前に私達が岩見沢に越して来た時、父はその家の購入を提案していた。会社に近く破格だったからだ。
家計面で厳しく結局立ち消えたけれど、頑固な父があっさり引き下がったのも不思議だった。
父の答えは…
通勤でその家の前を通る度、向かいの墓地よりも気味悪く感じ「なんとなくイヤだ」
拍子抜けするような、そんな理由。
いや、私たち宗教持ってますけどw その会館もその家にめっちゃ近いですけどw
「そんな理屈じゃないんだ」
父は夜帰宅する時、信号で停まっても絶対にその家を見ないようにしているらしい。今までに何か見たとかあるからではなく、本当に「なんとなくイヤだ」から。
実は私も、その道を車で通り過ぎる時は、意識して視点を正面に向けている。また、高校時代に同級生に肝試しに誘われ、日時まで決まった時があったけど、夜にバスで行くのが面倒とかで「なんとなく」立ち消えた。
本能が避けてるのかもしれない。
例の家に入居した男性と、父はその後も何度か
卓を囲んだ。男性は会う度、目が「なんとなく」ギラギラしていたらしい。
「女が出るよ」「幽霊とヤったこと無いけど、あんあん言うのかなw」「こっちも簡単には出て行かないさ」
そんな事を言っていたが、しばらく来ないうちに転居したらしい。浅い付き合いだったので、その後の消息は知らない。
もし、父が言い張ってあの家に住んでいたら…
もし、父が面白がってあの家に行っていたら…
もし、私が肝試しに行っていたら…
何も無かったかもしれない。でも、取り返しの付かない事もあるから、曰く付きのモノには関わらないのが一番いいと思う。
なんとなくの本能を信じて。
北海道の怖い話を探す
あの家が騒がれてた頃、付近住民は夜中に集まるヤンキー達の騒音に悩まされており、市は住民と対策会議を開きました。当時、市役所職員だった私の母は書記を務めたのですが、筆記速度に自信が無かったので録音をとって家で議事録を起こしていました。
しかしその録音は件の家の話題になるとザーという音と共に聞こえなくなり、話題が逸れるとまた聞こえるようになる、というのを繰り返してました。もちろん私も聞きました。
結局母は出席した同僚に聞いて回って聞こえなかった録音部分を補完して議事録を仕上げました。
名無し
引用:青い屋根の家 - 全国心霊マップ