• 【怖い話】忘れないで

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  • 都市伝説の詳細

  • 祖母の葬式でのことです。
    祖母は長男である叔父の嫁に、ひどい扱いを受けてました。ご飯をもらえず、(夫婦揃って朝から喫茶店にモーニング、子供は、出前という風に食事を作ることはなかった。)残り物や食べられそうなものを食べていましたがある時カビの生えたご飯だけ残っていたのでカビを取り除いて湯漬けにして食べたりしたそうです。情けなくて、電話で泣き泣き娘である母に訴えるため、母がお金をいくらか包んで送ったみたいで、「お金で米屋に電話して十キロ届けてもらえば何の気兼ねもなく食べられるが」と、伝えていたそうでした。その通りにして米を買っていたら、嫁は「ばあちゃん私に対する嫌がらせ?こんなにたくさん米なんか買って」というと、自分の母親を呼びつけて米を取り上げて持って帰らせたそうです。長男夫婦は、そんな金があるならば全て出せと脅かすように迫ってきたということで、見かねた母が祖母をつれに行った経緯がかつてありました。祖母が嘘を言っているとは思わなかったものの、母としては身内といざこざを起こすのも、と思ってのことで祖母の思い過ごしかもしれないし、今さらどうにもならないからと、言ったところ、祖母は「私の事を信じない」と、深く傷ついたようでした、
    結局祖母は、特別老人ホームに入っていました。
    その祖母が亡くなり、山間部の葬祭ホールを借りて葬式を行ったのですが、私たちが到着した頃には夕方。ホールに行くと、部屋にポツンと棺がおいてあり、簡素な祭壇があるだけでした。田舎では手伝いの主婦たちがいて、食事とか通夜の振る舞いなど用意するものですが、ホールは祖母が住んでた場所より遠いところで、ポツンと一軒建っており、店も何もない所でした。もちろん誰も手伝いの人などおらず、ホールの人も場所だけ提供すると行った感じの扱いで、夜になると帰ってしまったのです。
    祖母の貯金を少しばかり預かっていた母は、葬式に困るだろうと弟夫婦に全ておろして渡していました。
    そのお金は嫁の母親が取りに来て弟夫婦共々、ホテルに行ってしまいました。(私たち遠方の身内のみ、斎場に残ることになりました。)
    私たちは唖然としましたが、とりあえず食事も飲み物もなく、あわてて店を探して閉店間際に滑り込み、カップラーメンとか菓子パンとか買い漁って通夜を行うことになったのです。
    その夜の事。
    私はシュルシュルという音がしたのでうつらうつらしていた状態から目を覚ましました。ホールの一部屋で棺と共に雑魚寝していたのですが、
    部屋の北側と、東側の角にあるカーテンの所から聞こえていました。くの字型の廊下があるように見受けられました。カーテンを開けてみるなどと怖くてできません。廊下を行ったり来たりしているのです。
    足音が。
    私は動けずに、これは自分だけが聞いているのか他の人にも聞こえているのか頭で考えていました。
    突然左手を誰かに掴まれ、飛び上がりました。
    掴まれた方を見ると、大阪の叔母がすごい形相で私を見ていたのです!
    「○○ちゃん、聞こえるか?」と、ひそひそ聞いてきました。
    (叔母さんの顔の方が怖いよ)とは言いませんでしたが私はうなずきました。
    「あっちの廊下みたいな所を行ったり来たりくのじ型に走ってる。」
    と小声で言うと、「聞こえてるのうちだけじゃなかったんやな。」と、蒼白になってました。
    そうこうしているうちに音が止んだのと、他の人が起きたので、叔母と私も起きました。
    棺を見ると祖母の遺体は、かわりなく寝ています。
    朝になってシュルシュル音がしたと言うと、母がカーテンを開けにいきました。そこは廊下ではなく、物置になってるような一メートルにも満たない板の間が窓際に沿ってくのじ型になっていただけでした。
    葬儀は何とか終わりましたが、カップラーメンと菓子パンの通夜は今までで最初で最後の通夜だったといまだに何事かある度に話になります。
    三回忌も七回忌も、ありましたが、祖母の法事の時だけ、食べるものがないのです。
    母や、叔母が自前で作るか買ってくるか。
    弟夫婦は「お客さんにしてもらってごめんな~。ありがとう」と、言うのみ。
    祖父の時は豪華に皿鉢料理が揃ったり、懐石料理が並ぶにも関わらず。
    なので、「おばあちゃんが私は食べるものがなくて辛かったんだ。嘘なんかいってないんだと、いいたいからかな。」という話に落ち着きました。生きているときにひどい事をされて無念だったのでしょう。
    (後日談があって、長男の夢枕に祖母が立って、「△や、お前は私のの金を全て嫁にやったね。」と、言ったんだそうです。そういえば三回忌の時、豪華な指輪を嫁がして喜んでいましたが。)
    供養も大事ですが、生きている間に大切にしていないと意味がないと思いました。
    あと、数年後ですが、あの走った足音の意味がわかりました。
    棺に好きだった洋服とか、一揃え入れて火葬しますよね。普通。
    入れないと服を探して走り回るんだそうです。故人が。
    そんなことはみんな知らなかったので、祖母の棺には何も入れてなかったんですね。
    祖母は服を探していたみたいです。
    皆様もお忘れなきよう。


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