員林醫院(改装予定/跡地)とは台湾にある心霊廃墟で「いんりんいいん(かいそうよてい/あとち)」と読みます。員林醫院(改装予定/跡地)では老爺の幽霊・少年の幽霊・正体不明の幽霊が目撃されているため心霊スポットと呼ばれています。
彰化縣員林市にある廃病院。かつて台湾10大鬼屋の1つに数えられていたが、2021年9月11日、跡地に総合社会福祉施設が建設されることが正式に決定された。施設は2023年3月にオープン予定だという。
この病院は1964年に結核治療の専門病院として開設されたが、その後財政状態が悪化して1997年ごろに廃墟になったと言われている。
鬼屋とはお化け屋敷のことで、台湾では特に何か事件などの曰くが無くても、廃墟は概して鬼屋と呼ばれる傾向があるらしい。しかしここが心霊スポットとして有名なのには理由がある。1つはやはり結核病棟であったので、入院中に亡くなる人が多かったということ。
もう1つは1999年9月21日に起きた台湾大地震(台湾では921大地震と呼ばれる)と関係している。員林市でも地震による被害は大きく、この病院廃墟は遺体の一時安置所になっていたそうだ。地震で亡くなった犠牲者23人の遺体がここに収容されていたと言う。
心霊現象としては、亡くなった方のものと思われる声が聞こえる、黒い影を見たなどの話が聞かれる。また実際に病院内を探索した人の話では、レントゲン室の近くの窓で何者かに手で引っ張られた感覚があったという体験談も寄せられている。
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