住吉海岸とは高知県香南市にある海の心霊スポットで「すみよしかいがん」と読みます。住吉海岸では少年の幽霊・男性の幽霊・老婆の幽霊が目撃されているため心霊スポットと呼ばれています。
高知県の住吉海岸に小さな碑があります。
「震洋隊殉国慰霊塔」。
わずかな釣り人以外は人の行き来も少ない静かな海辺が、63年前の終戦翌日、111人もの若者の命を吹き飛ばした惨劇の現場だった。
終戦翌日の16日、「土佐沖に敵船確認」の情報が流れ、隊員たちは警戒配備のために、松林などに隠していた震洋艇を浜辺に引き出す作業をしていました。そして、その作業中悲劇は起きたのです。
「ひとつの艇から出火し、作業をしていた隊員が火だるまになった。なんとか火を消して、その艇を水に沈めようとしたとき大爆発が起きたのです」120キロの爆薬を積んだ艇はさらに誘爆を起こし、住吉海岸は火の海になりました。
最初の爆発の際浜辺に向かった隊員は皆、肉片になって吹っ飛んだ。
17歳、18歳の若い兵士たちが100人以上も犠牲になった震洋隊の悲劇。
そもそも、震洋艇はベニヤ板でできた粗末なモーターボートでした。それを見た誰もが「こんなものでアメリカに勝てるわけがない」と思ったといいます。
さらに、アメリカ国立公文書館にある資料から、彼らが出撃準備をするきっかけとなった「土佐沖の敵艦情報」は誤報であることが明らかになりました。
いまだに爆発事故で死んだ兵隊の手首が現れるや「熱いよう、助けて!」等の声が聴こえるとか・・・
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